【トヨタ 環境技術発表】内山田副会長「PHVはわれわれの期待からするとまだまだ」

自動車 ビジネス 国内マーケット
トヨタ自動車・内山田竹志副会長(右)
トヨタ自動車・内山田竹志副会長(右) 全 7 枚 拡大写真

トヨタ自動車は9月24日、東京都江東区のMEGA WEBで環境技術開発の発表会を開いた。

会見した内山田竹志副会長は、今年発売したプラグインハイブリッド車(PHV)について「われわれの期待からすると、まだまだ」と、販売は低調との認識を示した。

世界初の本格量販PHVとなった『プリウスPHV』は、1月の日本に続き3月に米国、6月からは欧州で発売した。8月末までの販売は日本で8400台となるなどグローバルで1万5600台に達しているものの、当初の計画は下回っているという。

日本の場合、1350人の個人ユーザーを対象に調査した実走行の平均燃費は38.5km/リットルになった。また、燃費が100km以上に達したユーザーは全体の約15%を占めており、内山田副会長は「使い方によっては驚くほどの燃費がでることが実証された」と評価した。

また、今後の販売については、外部供給電源システムの追加やグレード体系の充実といった「お客様の要望に応えるとともに、販売会社での対応強化も図り更なる普及を進めたい」と語った。家電などに電気を外部供給するシステムについては近く追加する計画であり、同日、プロトタイプを公開した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る