石油連盟、調査・流通業務部では、2012年度の潤滑油の需要見通しを発表した。
潤滑油合計の2011年度実績は、東日本大震災の影響により絶縁用以外の用途で前年度を下回り、前年度比3.8%減の169万5000キロリットルとなった。2012年度見通しは、工業用が微増、その他の油種では前年度並みと見込まれ、同0.1%増の169万6000キロリットルとなる見込み。
自動車用の2011年度実績は、東日本大震災の影響等により自動車登録台数・新車輸出台数が前年度を下回り、同3.4%減の63万8000キロリットルとなった。2012年度は、自動車新車輸出台数は前年度より増加が見込まれるものの、自動車登録台数は引き続き減少すると予測されることから、前年度並みの63万8000キロリットルとした。