米テスラ、2012年売上見通しを下方修正

自動車 ビジネス 企業動向
テスラ・モデルS
テスラ・モデルS 全 5 枚 拡大写真
米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズ。同社が2012年通期の売上見通しを、下方修正したことが分かった。

これは9月25日、テスラモーターズが米国証券取引委員会に提出した資料から明らかになったもの。資料によると、テスラモーターズの2012年売上見通しは、当初予想の最大6億ドル(約466億円)から、最大4億4000万ドル(約342億円)に下方修正されている。

売上見通しが下方修正された大きな理由が、新型EVの『モデルS』の生産が遅れていること。モデルSは6月22日、米国での一般向け納車を開始したが、それから2か月を経た8月21日、同車の累計生産台数がようやく100台に到達したばかり。

モデルSは、フリーモント工場で入念にクオリティを確認しながら、組み立てを実施。それでも1週間当たりの組み立て台数は、生産開始当初の3台から5台へ、そして10台へと徐々に拡大していた。同社は今後、モデルSの1週間当たりの生産台数を20台以上へ倍増させる計画だが、バックオーダーを解消するには至っていない。

テスラモーターズは、「モデルSの生産は当初見込みよりも遅れている。今後、生産台数を増やしていきたい」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る