【パリモーターショー12】メルセデスベンツ SLS AMG の市販EV…4モーターで最大出力750ps

自動車 ニューモデル モーターショー
メルセデスベンツ SLS AMG クーペ エレクトリックドライブ
メルセデスベンツ SLS AMG クーペ エレクトリックドライブ 全 5 枚 拡大写真

メルセデスベンツは9月27日、フランスで開幕したパリモーターショー12において、『SLS AMGクーペ エレクトリックドライブ』を初公開した。

同車はスーパーカー、『SLS AMG』をベースにした市販EVバージョン。これまで、『SLS AMG E‐CELL』の名前で開発されてきたが、市販版はメルセデスベンツのEVシリーズ、「エレクトリックドライブ」の名を冠して登場する。

注目のEVパワートレインは、4輪の近くに独立した4個の小型モーターを搭載。トータルで最大出力750ps、最大トルク102kgmを発生する。これは、プロトタイプのSLS AMG E‐CELL の533ps、89.7kgmに対して、217ps、12.3kgmもの上乗せだ。

二次電池はリチウムイオンバッテリーで、エンジンベイ後部、センタートンネル、シート後方の3か所に配置。蓄電容量はトータル60kWhと、SLS AMG E‐CELLの48kWhよりも容量が12kWhアップした。

SLS AMGクーペ エレクトリックドライブは、発進時から102kgmもの最大トルクを引き出す。このモーターの特性を生かし、0-100km/h加速は3.9秒と、ガソリン仕様のSLS AMGと同等のパフォーマンスを実現している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る