【パリモーターショー12】マセラティ、ギブリ 復活へ…中型4ドアサルーン

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マセラティ クアトロポルテ(参考画像)。ギブリはクアトロポルテの小型版と見られる。
マセラティ クアトロポルテ(参考画像)。ギブリはクアトロポルテの小型版と見られる。 全 2 枚 拡大写真

イタリアの高級車メーカー、マセラティは9月27日、フランスで開幕したパリモーターショー12において、今後の新型車計画を公表。『ギブリ』(Ghibli)の復活がアナウンスされている。

画像:マセラティ クアトロポルテ(参考画像)

ギブリは1966年、初代モデルが登場。当時、カロッツェリアギアのデザイナーだったジョルジェット・ジウジアーロ氏がデザインを担当。美しい2ドアボディに、最大出力330psの4.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。最高速265km/hの性能を誇った。

1969年には、オープンバージョンの『ギブリスパイダー』を追加。1970年には、エンジン排気量を4.9リットルへ拡大し、最大出力は335psへパワーアップ。そして1973年、生産を終えている。

2代目ギブリは、約20年のブランクを経て、1992年に発表。初代の2シーターではなく、4シーターとなり、ラグジュアリークーペとしてのキャラクターを鮮明にした。しかし1997年、またも生産終了となった。

今回、復活が宣言されたギブリは、ハイエンドEセグメントに属する4ドアサルーンとして企画。これは『クアトロポルテ』の小型版ともいえるモデルで、メルセデスベンツ『Eクラス』、BMW『5シリーズ』、アウディ『A6』、ジャガー『XF』などと競合する。

マセラティは「ギブリの愛称は、マセラティの優雅かつ成功を重ねてきた伝統を連想させるネーミング」と説明している。

《森脇稔》

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