コマツ、オフロード法新基準適合の中型ショベルカーとブルドーザーを発売…2000万円台

自動車 ニューモデル モビリティ
PC200-10
PC200-10 全 2 枚 拡大写真

コマツは、オフロード法2011年基準に適合した中型油圧ショベル「PC200/PC200LC-10」、「PC210/PC210LC-10」の4機種と中型ブルドーザー「D61EX/PX-23」の2機種を10月1日から発売した。

これら新型全機種ともにNOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)の排出量を大幅に低減し、日本の特定特殊自動車排出ガス2011年基準、北米のEPA・ティア4Interim、欧州のEUステージ3Bの排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを搭載する。

中型油圧ショベルは、機体のメインユニットを最適に制御するトータルビークルコントロール(機体総合制御)を進化させ、生産性と燃費性能の両方で高いレベルを達成した。

中型ブルドーザーはこれまで6トンから13トンクラスで実績のある電子制御HSTを採用、車体性能を稼働状況に合わせて最適に制御することで、生産性と燃費性能の両方で高いレベルを達成した。

新型全機種で燃料消費量は従来機に比べ10%低減した。

中型油圧ショベルは、落下防止用ハンドレールの採用で、点検・整備中の事故を防止するとともに、IDキーも採用して機械の盗難リスク軽減を図った。機械モニタには、鮮明で見やすい高精彩7インチLCDモニタを採用し、エコガイダンスなどの表示により省エネ運転をサポートする。

中型ブルドーザは、今回新たにスーパースラントノーズデザインを採用し、前方視界を確保するとともに、車両後方確認のためにカラ―リヤビューモニタを標準搭載した。

新型機種は、新車購入時に自動的に付帯される国内初のパワーラインの保証延長と無償メンテナンスを取り入れた新たなサービスプログラム「コマツ・ケア」を提供する。

価格はPC-200-10が2075万円。年間販売目標は4機種合計で2000台。

D61EX-23が2320万円で、年間販売目標は2機種合計で20台。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る