パイオニアは手を近づける、振る動作でナビやAV操作が可能な「エアージェスチャー」機能を搭載した新しい『楽ナビ』を発表した。
同社上席常務執行役員 カーエレクトロニクス事業統括部長の黒崎正謙氏は「1998年に当時としては画期的な音声認識機能の搭載した初代楽ナビが登場、2000年にはナビセットを15万8000円と衝撃的な価格設定とした『AVIC-DR2000』が大ヒット。その後もHDD搭載やスマートループ渋滞情報への対応など、楽ナビは誰でも快適で便利に、安心して使える性能と操作性を目指したカーナビとして進化してきました」と、新「楽ナビ」シリーズを紹介。
エアージェスチャーは画面やキーに触れることなく、画面の前方に手を近づけたり、横切るように手を振ることで、あらかじめ設定しておいた操作が実行される。手の動きを感知するセンサーは本体前面の中央下部に装備されており、約15cmの間隔での操作を推奨している。
画面を横切るような手振り操作には、右振り、左振り、両振りと3操作の設定が可能だが、立て振りには対応しない。設定可能な機能は約10種類で、地図の拡大・縮小や、オーディオトラックの操作など、直感的な操作が可能となる。