【トヨタ オーリス 新型発売】年齢層は高くでも若者が好むデザインを

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ・オーリス
トヨタ・オーリス 全 12 枚 拡大写真

フルモデルチェンジして、2代目となったトヨタ『オーリス』。ユーザーの意見を踏まえ、大きな変革を遂げた。

【画像全12枚】

同社製品企画本部ZE主査の末沢泰謙さんは、「先代のオーリスが2006年にデビューした際、直感性能だとうたいました。この直感性能は見た瞬間に格好いい、走りそう。乗った瞬間に、質感を含めて納得いただけるものを目指しました」という。しかし、ユーザーからは、実用的で乗りやすいところが良いという評価だった。「本来狙っていたスポーティさや、ハッチバックの持つデザインの良さは、あまり高い評価ではなく、また、内装もがんばって意匠はしましたが、質感が低いとか、堅いものが多いというご意見だったのです」

その評価は購入者の属性も一因だった。当初狙っていたボリュームゾーンは30から40代で、小・中学生の子供がいて、ハッチバックでも苦にならない層であった。しかし実際は、「お子様がもう大学に行くなど、いわゆる子離れ層のお客様がメインに買っていただきました」と分析。「その方たちの質感に対するこだわりなどがご希望に達しなかった。また、デザインも、やはり格好いいほうがいいと。歳を重ねた人向きのデザインではなく、ダイナミックなデザイン、かつ質感と、高級感があるものを求められていることがわかったのです」と話す。

そこで、「年配の方がボリューム層なるにしても、格好いいデザインじゃないといけない。質感で手を抜いてもいけない。さらに、走りももっと訴求したい。それをまさに反映させたのがこのクルマということになります」と述べる。

また、オーリスはグローバル展開モデルでもある。欧州でのユーザーの評価はどうだったのだろうか。「結局は一緒です」と末沢さん。「ヨーロッパの50、60、70代の方でも、すごくデザインを重視しています。若者が好むデザインじゃないと駄目なのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  2. フィアット『トポリーノ』、「スポーツ スペシャルエディション」欧州発表…1958年の伝説的モデルに着想
  3. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  4. スズキ『アルトワークス』復活なるか!? 軽スポーツ復権への期待
  5. 【BYD シーライオン6 AWD 新型試乗】「広い・速い・安い」この万能PHEVに弱点はないのか? 300kmを走り検証した
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  4. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る