日産中村常務、中国での反日感情「将来に対して全然悲観していない」

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車・中村史郎常務執行役員
日産自動車・中村史郎常務執行役員 全 4 枚 拡大写真

日産自動車の中村史郎常務執行役員は、日中関係が悪化し中国で反日感情が高まっていることについて、「影響は小さくないが、将来に対して全然悲観していない」との考えを示した。

中村常務は10月3日都内で行われた企業ブランドに関するイベントに参加後、一部報道陣に対し、「我々の中国事業は、完全にジョイントベンチャーで会社の名前も東風日産。日本の会社が外から来て、単に造っているのではなくて、中国の中で産業を生み出し、市場を生み出して、技術も中国に移管しているので、そういう活動もしっかり理解して頂くことは大事かなと思う」と述べた。

さらに「今のところ確かに影響はすごくでていて、小さくない」としながらも、「中国の中に根差しているブランドだということを伝えていくしかないと思う。時間は確かにある程度はしょうがないと我々も思っているが、でもずっと続くわけではない。いつかは必ず戻ってくるわけで、そういった意味で将来に対して、長期的な意味で全然我々悲観していない」と強調した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 三菱ふそう、『スーパーグレート』3万1122台をリコール…ACMブラケットに不具合
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る