クレーン車のアーム、出会い頭衝突したマイクロバスを貫通

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2日午後3時30分ごろ、山形県戸沢村内の県道で、交差点を進攻していたマイクロバスと自走式のクレーン車が出会い頭に衝突する事故が起きた。クレーン車のアームがバスの側面部に突き刺さり、運転していた男性が頚部骨折の重傷を負っている。

山形県警・新庄署によると、現場は戸沢村角川付近。交差点に信号機は設置されていない。マイクロバスは同村が所有するもので、事故当時は小学校の児童5人と引率の教師1人、運転者の合計7人が乗車。現場の交差点に差し掛かったところ、左方向から進行してきた自走式の大型クレーン車と出会い頭に衝突。クレーン車のアームはバスの側面部を直撃。運転席の真後ろに当たる部分を左から右へ貫通するような状態となった。

この事故でバスを運転していた64歳の男性が頚椎を骨折する重傷。児童と教師も打撲などの軽傷を負った。警察はクレーン車を運転していた鮭川村内に在住する57歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

バスは村内にある4つの小学校の児童を乗せていたが、事故当時に乗っていた児童ら降車順が一番最後のため車両後部に乗っていたという。警察の調べに対し、クレーン車を運転していた男性は「右から来る車両を確認せずに左折しようとしてしまった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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