86とBRZの米国販売…BRZはマツダ ロードスターに拮抗 9月

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ86の北米仕様、サイオンFR-S
トヨタ86の北米仕様、サイオンFR-S 全 2 枚 拡大写真
トヨタ自動車とスバル(富士重工)の新型FRスポーツカー、『86』と『BRZ』。米国市場に5月下旬、投入された両車に関して、9月の販売結果がまとまった。

これは、両社の米国法人が明らかにしたもの。86は、米国ではサイオン『FR-S』として、5月に納車がスタート。一方、BRZも5月から、米国でのデリバリーが始まっている。

BRZの9月販売台数は508台。6月は818台、7月は498台、8月は623台と、BRZの米国セールスは上昇と下降を繰り返す。2012年5‐9月累計では、2718台を販売した。

ちなみに、同じ日本車のスポーツカーとして、競合するマツダ『MX-5ミアータ』(日本名:『ロードスター』)は9月、前年同月比16.6%増の505台を販売。508台のBRZとロードスターは、互角の販売実績だ。

スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール副社長兼COOは、「我々は成長を続けている。なぜなら、市場のニーズに合った商品と強力な販売ネットワークを持つからだ」と話す。

一方、サイオンFR-Sの9月実績は、1133台。6月の2684台、7月の1649台、8月の1913台には届かなかったものの、9月の1133台の実績は、トヨタ『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)の1118台を引き続き上回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 日産、2025年の「NISMO Festival」中止…「例年通りの開催が難しいと判断」
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る