ホンダの高級車ブランド、アキュラが北米で販売しているクロスオーバー、『ZDX』。同車の生産が、2013年モデルをもって打ち切られることが判明した。
これは10月10日、ホンダの米国法人、アメリカンホンダが明らかにしたもの。アキュラZDXのフェイスリフトモデルを発表すると同時に、「この2013年モデルがファイナルイヤーになる」とアナウンスしたのだ。
アキュラZDXは、2009年にデビュー。SUVとセダンを合わせたような5ドアのクロスオーバー車として誕生した。
しかし、『MDX』や『RDX』に比べると、中途半端なキャラクターが災いしたのか、最近の米国販売は低迷。2012年1‐9月実績は642台で、前年同月比は47.6%減と落ち込んでいる。
アキュラはZDXの生産を打ち切ることについて、「新型車やブランドの中核となる商品に力を注ぐため」と説明している。