インド自工会、2013年度新車販売見通しを下方修正

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中国と並ぶ巨大な新興市場として、各自動車メーカーが攻勢を強めているインド。そのインドにおける新車販売の伸び率が、大幅に鈍化するとの見通しがまとまった。

これは10月10日、インド自動車工業会(SIAM)が明らかにしたもの。2013年度(2013年4月から2014年3月)のインド新車販売の伸び率が、当初予測の9‐11%増から、1‐3%増にとどまるとの見通しが示されたのだ。

伸び率予測が大幅な下方修正となった理由は、インドの経済成長スピードの鈍化。ガソリンなどの燃料高や金利の上昇も、下方修正につながった。

なお、インド自動車工業会は今年7月、2012年度(2012年4月から2013年3月)のインド新車市場の伸び率についても、当初予想の10‐12%増から、9‐11%増へと、下方修正している。

インド自動車工業会が10月10日に発表した9月の新車販売台数(輸出を除く)は、29万9489台。前年同月比は3.7%増と低い伸び率ながら、2か月ぶりに前年実績を上回った。

《森脇稔》

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