【メルセデスベンツ CLS シューティングブレーク 発表】日本側から導入を熱望した4マチック

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メルセデスベンツ・CLS シューティングブレーク
メルセデスベンツ・CLS シューティングブレーク 全 6 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ『CLSシューティングブレーク』が日本でも発売が開始された。このシューティングブレークの550モデルに4マチック(4輪駆動システム)が搭載される。

「シューティングブレークに4マチックモデルが導入されたのも、大きなポイントのひとつです」と話すのはメルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部商品企画2課の上野麻海さん。「本国では550には2駆と4マチックの両方あります。また、導入に際して2駆でも左ハンドルしか輸入できないと(本国から)言われていました。それであれば絶対に4マチックを入れたいと考えました」と話す。その意気込みはドイツとけんかをしてでもというくらい強かった。

「妥協のない1台と本社が言っているにもかかわらず、雪道に行けない、北海道や東北のユーザーが、こちらでは乗れないと言われるのが、すごく嫌だったのです」。デザインが良く、居住性もラゲッジスペースも十分にある万能モデルであるからこそ、納得のいくモデル構成にしたかったのだ。

上野さんは、「もちろん全モデルで4マチックとはいきませんが、3モデル体制(350・550・C63AMG)の中でひとつは4マチックにしたかったのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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