ブイエ代表「マクラーレンは射程内だ」

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エリック・ブイエ代表(参考画像)
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ロータスのチーム代表エリック・ブイエは、韓国で新開発のエキゾーストを採用して以降、自身の率いるチームの戦闘力アップに確かな手応えを感じると言う。 

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キミ・ライコネンは韓国GPでアップグレード版新型エキゾーストを最大限に活用し5位フィニッシュに持ち込んだ結果、わずかなチャンスではあるもののタイトルの可能性をつなぎ止めることに成功した。ブイエが今期待するのも、インドGPでの再現だ。

「直近の2戦か3戦を客観的に評価すると、問題も多かったことは認めざるを得ない。だがパフォーマンスだけを見れば、韓国GPに持ち込んだエキゾーストの効果は顕著だった。アップグレードの効果を実戦レースで発揮できたのはチームの大手柄だし、このコンセプトはあともう少し時間をかければ大きく伸びる可能性を秘めている」

ライコネン自身は2度目のタイトルを本気で考えているようだが、ポイントリーダーのセバスチャン・ベッテルとのポイント差58は容易に埋められるものではなく、チーム代表という立場のブイエが狙うのはもう少し現実的な、打倒マクラーレンとコンストラクターズ3位というゴールだ。

「今なら2台を予選5位以内に押し上げることも現実的になってきたから、まとまったポイントを積み上げてコンストラクターズ3位を狙うことだってできるだろう。簡単な事ではないが、レースはあと4戦も残っているからその気になればポイントを一気に積み増すことも不可能ではない。E20の優れた信頼性を崩さずにドライバー二人には着実にフィニッシュして残り全てのウィークエンドでポイントを持って来てもらうことが重要だ」

《編集部》

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