【サンパウロモーターショー12】VWティグアンに弟分、Taigun…小型SUVコンセプト

自動車 ニューモデル モーターショー
フォルクスワーゲン Taigun(サンパウロモーターショー12)
フォルクスワーゲン Taigun(サンパウロモーターショー12) 全 11 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは10月22日、ブラジルで開幕したサンパウロモーターショー12において、コンセプトカーの『Taigun』を初公開した。

車名は『ティグアン』(Tiguan)と非常に似ているが、これはフォルクスワーゲンの狙いでもある。Taigunはティグアンの弟分として、将来発売予定の小型SUVを示唆したコンセプトカーなのだ。

ボディサイズは全長3859×全幅1728×全高1570mm、ホイールベース2470mm。ティグアン(全長4430×全幅1810×全高1710mm。ホイールベース2605mm)と比較すると、ひと回り以上小さい。

フロントマスクには、フォルクスワーゲンのDNAを表現。張り出したフェンダーが、逞しさを演出する。前後のオーバーハングが短いのも特徴。オーバーハングはフロントを708mm、リアを681mmに抑え、スポーティさが強調される。

室内は、2+2の4名乗り。明るい色使いは若いユーザーを意識したものだ。荷物スペースの容量は280リットル。後席を倒せば、987リットル(いずれもVDA計測法)に拡大する。

搭載エンジンは、新世代コンパクトカー、『up!』用がベース。直噴1.0リットル直列3気筒ガソリンをターボチャージャーで過給した「TSI」ユニットで、最大出力は110ps、最大トルクは17.8kgm。車両重量は985kgに抑えられ、0‐100km/h加速9.2秒、最高速186km/hの性能を実現する。欧州複合モード燃費は22.2km/リットルと、環境性能も高い。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る