川崎重工は、4月26日に公表した2012年9月中間期の連結業績予想を下方修正すると発表した。
売上高は前回予想から451億円減の5749億円、営業利益は同97億円減の103億円、経常利益は同39億円減の201億円、当期純利益は16億円減の124億円とした。
売上高については、中国および欧州経済の減速等の影響によって、主に精密機械事業、モーターサイクル&エンジン事業が減収になった結果、前回公表予想を下回る見込み。
営業利益については、減収に伴う減益に加えて、海外プロジェクトに係る受注工事損失引当金を計上した車両事業が減益になったことなどによって、前回公表予想を下回る見込み。
経常利益および当期純利益については、為替差益や持分法による投資利益の好転などにより、減益幅が小さくなっている。