豊田自動織機は10月23日、出力電力1500W大容量ACインバーターが、トヨタ自動車の「プリウス」、「プリウスPHV」に採用されたと発表した。
豊田自動織機の大容量ACインバーターの採用は「エスティマハイブリッド」、「アルファードハイブリッド・ヴェルファイアハイブリッド」、レクサス「CT200h」に続くもので、今回で採用車種は計6車種となった。
ACインバーターは、車載バッテリーの直流電圧を家庭用交流電圧に変換し、家電製品の使用を可能にする。豊田自動織機は、地域や用途に合わせて出力電力100W~1500Wのラインアップを揃えて供給している。
今回、プリウス・プリウスPHVに搭載されるのは、ハイブリッド車用の大容量バッテリーを利用、最大1500Wを出力する高出力タイプ。車室内のコンセントに接続して消費電力の大きな家電製品も使用可能で、非常時の緊急用電源としても活用できる。
ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車のほか、電気自動車にも対応している。