ホーナー代表「レッドブルは孤立を怖れない」

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レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、昨今のルール策定問題や新エンジン規定の議論で、仮にチームが孤立することがあってもそれは止むを得ないとの考えを語った。

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新コンコルド協定の交渉が進行する今、レッドブルと他のF1チームの意見の不一致が折に触れて顕在化しつつある。特に突出しているのが、2013年のリソース制限協定(RRA)に関して、唯一レッドブルだけがエンジンコスト規制がないままの実施に反対している点だ。

レッドブル陣営の孤立を物語る証拠と言えるのが、鈴鹿のレース当日、午前のチーム代表ミーティングからレッドブルとトーロロッソが締め出された事実だ。ホーナーはライバルチームとの主張の違いはあるが心配すべきことではないとの認識を語る。

「ベストの努力でグランプリに臨み、レースに勝利し年間タイトルを手に入れることがわれわれの存在目的だ。コスト問題の重要性は理解しているが、F1で最も潤沢な予算を使っているのはうちじゃない。ドライバーの取り分を無視して話を進めて欲しくはないのだ」

「われわれチームは可能な限りのベストを尽くせば良いだけだ。RRAに関するレッドブルの主張は従来一貫しており、そのことを他チームが快く思わないのであれば、それは彼らの問題であり、われわれには関係ない」

FIAによるRRA実施は、レッドブルとトーロロッソが反対し、6月以降のルール変更は全員一致を必要とする現行協定の規定によって2013年レギュレーションには取り入れられなかった。

《編集部》

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