三菱『ランサーエボリューション』のベースモデルである『ギャラン フォルティス』(海外名:『ランサー』)。同車の次期モデルに関して、三菱自動車のトップが興味深い発言を行った。
これは10月22日、オーストラリアの自動車メディア、『THE MOTOR REPORT』が伝えたもの。シドニーモーターショー12の会場で、同メディアのインタビューに応じた三菱自動車の益子修社長は、「次期ギャラン フォルティスは、現行型よりも小さくなる」と、話したという。
オーストラリアでは2014年、ギャラン フォルティスが新型に切り替わる予定。益子修社長は、この次期モデルの内容を少しだけ明かしたわけだが、「現行型と先代(オーストラリアでは2002‐2007年販売)の中間サイズになる」と、具体的な大きさを示したようだ。
モデルチェンジする度に、ボディサイズを大型化する傾向が強い中、今回の益子社長の発言は英断といえるもの。益子社長はかつて、「次期ランサーエボリューションを発売する」と明言しているが、次期型のベース車両が引き続きギャラン フォルティスであるならば、ボディの小型化は歓迎すべき出来事といえるかもしれない。