ピーチ・アヴィエーションは、10月28日から供用開始された関西国際空港のLCC(格安航空会社)専用の第2ターミナルを全ての路線で使用すると発表した。
第2ターミナルは関西空港2期島に新たに整備された日本初のLCC専用施設。第2ターミナルでは、航空機が自走式で駐機場に出入りするため、牽引車によるプッシュバックが不要。
乗客は1階平屋建てのターミナルから徒歩で搭乗機に向かう。ボーディングブリッヂ(搭乗橋)が無く、空港全体でローコスト体制を実現している。
ピーチは、全路線で第2ターミナルを使用する。チェックイン場所もこれまでのエアロプラザ(国内線)、旅客ターミナル4階(国際線)から第2ターミナルに変更した。チェックイン時刻は国内線は出発時刻の25分前、国際線が50分前まで。
ピーチの井上慎一CEOは「第2ターミナルにはピーチが世界中のLCCを研究して得たノウハウが最大限活かされており、ピーチと新関西国際空港会社とが知恵を出し合い、日本の空港のあり方に新しい方向性を示した」とコメント。