トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は10月30日、ラスベガスで開幕するSEMAショー12において、『アバロンHVエディション』を初公開する。
同車は、米国におけるトヨタブランドの最上級セダン、新型『アバロン』のハイブリッドをベースに、カスタマイズを提案したモデル。内外装から足回りまで、トータルにカスタマイズが施された。
エクステリアは、ボディ同色のホワイトで仕上げられた横基調のカスタムグリルが目を引く。ボディカラーの白と、ブラック仕上げの19インチアルミホイールのコントラストも強烈だ。ハイブリッドということで、ヘッドライトやテールランプには、ブルーのアクセントが添えられる。
インテリアは、レザーシートをブルーシルバーとホワイトで仕上げた。ドアパネルやインパネは、ホワイトレザーの特別仕上げで、ブルーのステッチを追加。JBL製の15スピーカーオーディオも装備した。
足回りには、KYB製ダンパーを採用。車高はおよそ25mmローダウンされた。タイヤはミシュラン「パイロット スーパースポーツ」で、サイズは225/40R19。大容量ブレーキも装着している。
ハイブリッドシステムに変更はない。新型『カムリハイブリッド』や新型レクサス『ES』と基本的に共通で、ガソリンエンジンは、2.5リットル直列4気筒のアトキンソンサイクル。このエンジンに、小型モーターを組み合わせる。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は200ps。二次電池は、ニッケル水素バッテリーだ。