米国の自動車大手、クライスラーグループは10月30日、ラスベガスで開幕するSEMAショー12に、ダッジ『チャージャー』のカスタマイズカー、「Juiced」を出品する。
同車はダッジブランドの大型4ドアセダン、チャージャーのボンネットに、『SRTバイパー』用のV10エンジンを移植したワンオフモデル。クライスラーグループの純正用品ブランド、「Mopar」の技術力をアピールする目的で製作された。
チャージャーの心臓部に押し込まれた8.4リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジンは、SRTバイパーと同じく最大出力640psを発生。Moparの吸排気系チューンを受けており、クライスラーグループによると、エミッション性能にも配慮しているという。
ボンネットは専用パーツに交換されており、エアスクープが高性能エンジン搭載の証。エアロパーツ、巨大な20インチアルミホイール、ブラックレザー内装なども採用された。
SEMAショーは毎年秋、米国ラスベガスで開催されるチューニングカー&カスタマイズカーの一大イベント。日本のオートサロンとドイツのエッセンショーと並んで、世界三大チューニングカーショーと呼ばれている。