全体相場は3日続落。
寄り付きは円相場の弱含み、日銀の追加金融緩和政策に対する期待感から買いが先行。後場入り後は円高に振れたことからマイナス圏からスタートしたが、ジリ高の展開。
しかし、引け際に政策決定会合の内容への失望売りが集中し、平均株価は前日比87円36銭安の8841円98銭と続落して引けた。
自動車株は総じて軟調。
ホンダが66円安の2333円と続落。2013年3月期の業績予想下方修正を嫌気した売りに押されている。
日産自動車が17円安の653円、トヨタ自動車が15円安の3015円と続落。
マツダ、ダイハツ工業、富士重工もさえない。
日野自動車が18円高の621円と続伸。
いすゞ、三菱自動車がしっかり。
ホンダ系の部品メーカー、ショーワが73円高の724円と5日ぶりに急反発。2013年3月期業績は下方修正したが、大幅増配(前期10円→24円)を好感した買いが入ったもよう。