コスモ石油9月中間決算、千葉製油所事故やマージン悪化で赤字転落

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コスモ石油が発表した2012年9月中間期の連結決算は、営業損益が186億の赤字となった。前年同期は274億円の黒字だった。

売上高は前年同期比0.3%減の1兆4492億円と微減だった。石油事業は需要が低調だったものの、販売価格が上昇し売上げでは微減だった。石油化学事業は販売数量の減少で減収だった。

収益では、アスファルト漏洩事故による千葉製油所の稼働停止の影響やマージンの悪化、販売数量落ち込みなどで、経常損益は216億円の赤字に転落した。在庫評価影響を除いた経常損益は45億円の赤字だった。

当期損益は790億円の赤字。

通期業績見通しはマージンの悪化などから下方修正した。売上高は前回予想より3100億円マイナスの3兆0400億円、営業利益が680億円マイナスの280億円、経常利益が690億円マイナスの250億円となる見通し。最終損益は350億円の黒字を予想していたが繰延税金資産の取り崩しの影響もあって740億円の赤字となる見込み。

《レスポンス編集部》

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