【新聞ウォッチ】トヨタ博物館に行こう!想い出のクルマと出会う創立75周年特別企画展開催中

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トヨタ自動車75周年特別企画展のようす
トヨタ自動車75周年特別企画展のようす 全 3 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年11月2日付

●シャープ赤字拡大4500億円、3月期2年連続最悪更新(読売・1面)

●トヨタ10月も4割超減、中国販売、年間目標厳しく(読売・2面)

●バス自動ブレーキ義務化、国交省、大型の新型車対象(朝日・1面)

●ひと、航空機のデザイン賞を受賞したホンダの技術者、藤野道格さん(朝日・2面)

●GM・フォード減益、米大手7~9月期、欧州不振響く(朝日・11面)

●フォード、COO新設、マツダ元社長が就任(朝日・11面)

●10月の国内新車販売5.7%減(朝日・11面)

●よみがえる往年の名車、ホンダ「N360」モチーフの新型軽(朝日.・11面)

●熱い軽自動車市場、ホンダ攻勢(東京・7面)

●曙ブレーキ、仏に開発拠点(日経・14面)

関東のメディアではほとんど紹介されていないが、愛知県長久手市にあるトヨタ博物館では、歴代のトヨタ車がずらりと並んだ特別企画展「TOYOTA75」が開かれている。

創業者,豊田喜一郎氏が豊田自動織機の自動車部から独立し、トヨタ自動車工業を設立したのが1937年。75年を迎えた記念イベントの一環だが、日本の自動車産業とモーターリゼーションの変遷をトヨタ車の歩みとともに一堂に紹介。

博物館の3階の常設展示コーナーを特別企画展のために“衣替え”してスペースを確保し、会場では、トヨタ車の原点でもある初の乗用車『トヨダAA型』の復元車両をはじめ、初代からの『トヨペットクラウン』や『カローラ』、『セリカ』、『トヨタ2000』など往年の名車から、最近発売されたトヨタ『86』やレクサス『LFA』など実車両51台のほか、5分の1サイズの模型48台を展示。2日からホームページでも公開された約720車種のトヨタ、レクサス車の変遷をまとめた「車両系統図」もパネル展示している。

クラウンなどのデザインに携わってきたトヨタ博物館の杉浦孝彦館長によると「これだけの規模で、歴代のトヨタ車を集めた実車展示は初めて」という。ただ、75年の歴史は半端ではなく、これまで市販のトヨタ車をすべて展示しているわけではない。「入場者の中には、トヨタのOBのみなさんも多く訪れておりますが、『自分が開発したクルマが展示されていない』とお叱りを受けることも…」。

筆者も過去にいろいろなクルマと出会ったが、その展示車の前に立つと、あの時の懐かしいシーンがよみがえってきた。特別企画展は2013年4月14日まで開催。百聞よりも一見の価値はあるだろう。

《福田俊之》

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