高速道路のトンネル温度上昇抑制へ…ミスト噴霧に効果

自動車 ビジネス 企業動向
ミスト噴霧実験のイメージ
ミスト噴霧実験のイメージ 全 1 枚 拡大写真

首都高速道路は、高速中央環状線・山手トンネル(以下、山手トンネル)での温度上昇抑制対策のために、ミスト噴霧試験を行い、その結果を発表した。

山手トンネルでは、2010年3月28日の開通後からトンネル内に温度計を設置し、温度監視を実施している。その結果、夏季はトンネル内温度が高いことが判明しているが、これはトンネルが長く、交通量も多く、走行車両の排熱等が要因と考えられている。

温度上昇抑制対策として、これまで積極的に外気をトンネル内に導入する換気運転を実施していたが、2012年は更なる対策として、山手トンネルの本線内にミスト噴霧設備を試験的に設置してその効果を検証した。

ミスト噴霧区間の前後で温度を計測した結果、トンネル内を走行する運転者の視環境に問題なく、マイナス2度程度トンネル内温度の低下が確認できたという。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  4. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る