10月のスバル米国販売、30%の大幅増…インプレッサ と レガシィ が牽引

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スバル・インプレッサ(米国仕様)
スバル・インプレッサ(米国仕様) 全 5 枚 拡大写真

スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは11月1日、10月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、10月としては過去最高の2万6119台。前年同月比は30%の大幅増で、11か月連続で前年実績を上回った。

最も勢いがあるのは、新型『インプレッサ』(「WRX」を除く)。10月は3638台を売り上げ、前年同月実績に対して、7.5倍もの伸びを示した。9月に投入された派生車種の『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』も、1735台と好調な立ち上がり。一方、11月末のロサンゼルスモーターショー12で新型が発表される『フォレスター』は、1.4%減の5309台と2か月連続のマイナスだ。

また、2013年モデルとしてマイナーチェンジが施された主力車種、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は、前年同月比14.2%増の1万0153台と、引き続きスバルオブアメリカの最量販車に君臨。『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、1.5%増の3598台と、3か月連続で前年実績を上回る。

スバルの2012年1-10月米国新車販売台数は、前年同期比26%増の27万1582台。新記録となった2011年年間の26万6989台を、年末までの残り2か月を残して早くも超えた。スバルオブアメリカのビル・サイファース副社長は、「我々の商品とディーラーネットワークは強固。2012年年間では32万台超えが期待できる」と語っている。

《森脇稔》

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