10月のマツダ中国新車販売、45%の大幅減

自動車 ビジネス 海外マーケット
マツダ3(日本名:アクセラ)
マツダ3(日本名:アクセラ) 全 1 枚 拡大写真

マツダの中国現地法人は11月5日、10月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は9511台。前年同月比は、9月の35%減よりもさらに落ち込む45%の大幅減で、7か月連続で前年実績を下回った。

マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車&フォードモーターとの合弁の長安フォードマツダの2社がある。

2012年1‐10月実績で見ると、一汽マツダが前年同期比15%減の9万3933台。一方、長安フォードマツダのマツダ分は、0.3%増の6万3694台とプラスを維持した。これは、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)の販売が2012年1-8月、好調だったのが大きい。

マツダの2012年1‐10月中国新車販売は、前年同期比9%減の15万7627台。中国では9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する買い控えの動きが広がっている。マツダの10月中国新車販売の結果を見ても、日本車買い控えの影響は深刻だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る