覆面パトカーが追跡のバイク、高速度からの転倒で運転者が死亡

自動車 社会 社会

3日午前0時45分ごろ、東京都大田区内の都道を走行中のバイクが転倒。運転していた31歳の男性が死亡する事故が起きた。このバイクは事故の直前まで速度超過違反で覆面パトカーの追跡を受けていたという。

警視庁・第2方面交通機動隊、東京湾岸署によると、現場は大田区城南島3丁目付近。バイクは高速度で走行中にバランスを崩して転倒したものとみられる。

運転していた神奈川県相模原市内に在住する31歳の男性は胸部などを強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。

このバイクは事故の直前、約2km離れた地点を100km/h(制限速度40km/h超過状態)で走行。速度違反の取締りを行っていた交通機動隊の捜査車両(覆面パトカー)が発見し、停止を呼びかけたが、これを振り切って逃走していた。パトカーはサイレンと赤色灯を使用した緊急走行状態で追跡を開始したが、他の車両に行く手を阻まれたため、約1kmで追跡を打ち切っていたという。

警察では男性が高速度を維持したまま逃走を続けたものの、前走車を追い抜かそうとしてバランスを崩して転倒した可能性が考えられるとして、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る