三井物産は、一部権益を保有する米国テキサス州のイーグルフォード・シェール・エリアでのシェールオイル/ガス開発生産プロジェクトに追加開発すると発表した。
現在、プロジェクトへの参画でピーク時生産量・原油換算で日量2万バレルの権益を持つ。開発費用は約12億ドル(約960億円)。今回追加開発でピーク時生産量・原油換算で日量2万4000~3万バレルに引き上げる。開発費用は18億ドル(約1440億円)以上になる見通し。
今回のプロジェクト規模拡大によって、総生産量が増加し、今後、長期にわたって収益を確保する。
プロジェクトは、上流開発が当初想定よりも順調に進捗していることから、今後10年程度、掘削する井戸数を増加させる見通し。また、上流開発規模拡大に合わせて中・下流の集荷・処理設備などを拡張する。これにより、ピーク時の生産量の増加とともに、生産量ピーク期間の拡大による、プロジェクトライフでの総生産量(可採埋蔵量)の最大化を図る。
開発資金は掘削計画、設備拡張時期に合わせ、その都度支出していく。