米EV、テスラの第3四半期決算…赤字は1.7倍に拡大

自動車 ビジネス 企業動向
テスラ・モデルSとロードスター
テスラ・モデルSとロードスター 全 3 枚 拡大写真

米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは11月5日、2012年第3四半期(7‐9月)の決算を開示した。

【画像全3枚】

同社の発表によると、売上高は前年同期比13%減の5010万4000ドル(約40億円)。最終損益は、1億1080万4000ドル(約89億円)の赤字を計上した。前年同期の6507万8000ドルの赤字から、赤字幅は1.7倍に拡大する。

同社によると、売上高の減少の大きな要因が、他社からの開発受託による収入が減ったこと。また、赤字拡大の大きな要因は、『モデルX』など、今後発売予定の新型EVの研究開発費用の増大だ。

しかし、同社は2012年6月下旬、米国で新型EVの『モデルS』を発売。第3四半期は、モデルSが253台、『ロードスター』が68台の合計321台を売り上げ、新車販売は前年同期に対して16%増加している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  4. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  5. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る