【メルセデスベンツ Mクラス 発売】メインはクリーンディーゼル、右ハンドルも導入

自動車 ニューモデル 新型車
【メルセデスベンツ Mクラス 発売】メインはクリーンディーゼル、右ハンドルも導入
【メルセデスベンツ Mクラス 発売】メインはクリーンディーゼル、右ハンドルも導入 全 6 枚 拡大写真

新型メルセデス・ベンツ『Mクラス』のメインモデルはML350ブルーテック4MATICであるという。

ジャーナリスト向け試乗会において、メルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部商品企画1課の伊藤節弥氏は、その大きな特徴のひとつに、「これまで左ハンドルしか日本には導入していませんでしたが、ようやく待望の右ハンドルが登場し、さらにクラスの中心的なモデルになるのではないかと思っています」と述べる

そしてエンジンについて、「効率が大幅に上がっており、従来モデルと比較し、パワーでは23%、燃費は33%低減しており(258PS、12.5km/リットル)、パフォーマンスと燃費が高い次元でバランスされたエンジンとなりました」いう。そして、「優れた燃費効率によって、無給油の航続距離はSUVモデルであっても1000km近く走ることが出来るということも、大きな特徴でしょう」

このブルーテックモデルにはさらに2つ特徴的な機構がある。まず、このモデル専用に開発されたエンジンマウントで、「油圧で制御される可変のエンジンマウントを搭載しており、振動も静粛性も向上しました」と話す。もうひとつは、尿素タンクだ。「従来はスペアタイヤのところに入っていましたが、これをサイドに移し、ガソリンの給油口の横から補給することが出来るようにしました。その結果、スペアタイヤのスペースにきちんとスペアタイヤも入れることが出来るようになったのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る