【株価】インドネシア新車販売好調も市場は無視…欧米経済の行方を警戒

自動車 ビジネス 株価
トヨタ・アギア(ジャカルタモーターショー12)
トヨタ・アギア(ジャカルタモーターショー12) 全 3 枚 拡大写真

全体相場は5日続落。

米国株安、円高が嫌気され、輸出関連株をはじめ幅広い銘柄に売りが先行。欧州、米国経済の先行きに対する警戒感が市場の重しとなり、週末控えで手控えムードが強く、終日マイナス圏での動きとなった。

平均株価は前日比79円55銭安の8757円60銭と続落。10月16日以来約3週間ぶりに8800円台を割り込んだ。

自動車株は高安まちまち。

日産自動車が1円高の698円と小反発。

いすゞ、日野自動車、富士重工が続伸。

ダイハツ工業が9円高の1373円と反発。

一方、トヨタ自動車が15円安の3140円、ホンダが7円安の2388円と続落。

スズキ、三菱自動車もさえない。

インドネシアの10月新車販売台数が前年同月比22.6%増の10万5853台と過去最高を記録。トヨタ、ダイハツ工業、スズキ、ホンダが軒並み販売台数を増やしたが、市場では無視された格好。

トラック用フレーム大手のプレス工業が44円安の311円と急落。いすゞ、日野自動車の好決算から期待先行の買いが入ったが、この日の決算で通期営業利益予想を115億円から82億円に下方修正したことで失望売りに押された。

こうした中、マツダが105円で変わらず。

《山口邦夫》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る