10月のインド新車販売、27%の大幅増

自動車 ビジネス 海外マーケット
マルチスズキ・エルティガ
マルチスズキ・エルティガ 全 2 枚 拡大写真

インド自動車工業会は11月9日、インド国内の10月新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、31万3447台。前年同月比は27%の大幅増となり、2か月連続で前年実績を上回った。

画像:スズキのインド主力車

30万台を超えたのは、2012年3月以来、7か月ぶり。31万3447台のうち、乗用車は24万6725台。商用車は6万6722台で、前年同月比は7.6%増と、2か月連続で増加している。

メーカー別では、インド市場でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが10月、インド国内で9万6002台を販売。主力工場の稼働停止で、前年同月比35%減と大きく落ち込んだ8月から回復。10月は9月の12.7%増を上回る86.6%の大幅増で、2か月連続で前年実績を上回った。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、合計で7万9811台を販売。前年同月比は93.8%の大幅増で、2か月連続の前年実績超えだ。

また、SUVやMPVなど、Bセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に発売した効果が出て、トータルで7400台を販売。前年同月実績に対して、27倍以上もの高い伸び率を見せている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. サプライズ! ヤマハの新型125cc、『Fazzio』登場…2025年のモーターサイクル記事ベスト5
  2. ヤマハが初の長距離ツーリングイベント開催、8万円も「高くない」リピート参加したくなる理由とは
  3. 12分の1『ガンダム』が山陽道・福山SA上り線に登場、公式アパレル自販機も設置
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. 「無限らしくて最高」「オーラすごそう」MUGEN PRELUDE にSNS注目! 東京オートサロン2026に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る