10月のポルシェ世界新車販売、24.1%の大幅増

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新型ポルシェ・ボクスター
新型ポルシェ・ボクスター 全 3 枚 拡大写真

ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは11月11日、10月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万1688台。前年同月比は9月の12.6%増を上回り、24.1%増と2桁の伸びを維持している。

市場別実績は、信用不安の影響で、欧州が後退。欧州では10月、3707台にとどまり、前年同月比は4.5%減と2か月連続の前年実績割れ。このうち、地元ドイツは0.1%増の1251台と、微増ながらプラスに転じた。

また、米国は前年同月比41.5%増の3211台と、引き続き好調。単一国としては、中国を抜いてポルシェの最量販市場に返り咲いた。中国の10月実績は、前年同月比57.8%増の2439台。中国を含めたアジア太平洋地域は、45.5%増の4217台だ。

車種別では、新型を投入した『ボクスター』が前年実績に対して3倍以上の1149台と大幅に増加。『911』シリーズも、新型の効果で30.8%増の1522台と伸びている。最も売れた車種は、『カイエン』で34.2%増の6897台。

ポルシェの2012年1-10月累計世界新車販売は、前年同期比15.6%増の11万6050台。同社のベルンハルト・マイヤー取締役は、「米国とアジアでの販売がとくに好調。世界販売は10月末の時点で、ほぼ昨年の年間実績に並んだ」と語っている。

《森脇稔》

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