ポルシェ、ドイツ工場で減産か…欧州信用不安の影響

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新型ポルシェ・911カレラ
新型ポルシェ・911カレラ 全 2 枚 拡大写真

ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェ。同社が欧州での信用不安を受けた需要の減少を受けて、生産調整に入るもようだ。

これは11月12日、『ロイター』が報じたもの。同メディアがポルシェ関係者から得た話として、「ポルシェが2013年1月から、ツッフェンハウゼン工場の土曜日操業を中止する」と伝えたのだ。

ツッフェンハウゼン工場は、ポルシェの主力工場。『911』、『ボクスター』、『ケイマン』のスポーツカー3車種を組み立てている。同工場では2012年9月から、新型911の受注増に対応して、土曜日も休日返上で工場を操業してきた。

今回の報道が事実とすれば、これまで欧州の信用不安とは無縁と思われていた高級車のポルシェも、生産調整を余儀なくされることになる。すでに欧州では、PSA(プジョーシトロエン)やフィアット、フォードモーターなどが減産体制を敷いている。

《森脇稔》

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