10月のタタの世界新車販売、2か月ぶりに回復

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インド自動車大手のタタモーターズは11月15日、10月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は10万0660台。前年同月比は6%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

画像:タタグループの主力車

乗用車の10月世界販売台数は、4万9264台。前年同月比は5%減で、2か月連続のマイナス。一方、商用車の10月世界販売は、5万1396台。前年同月比は19%増と、6か月連続で前年実績を上回る。

インド国内では、超低価格車の『ナノ』が4004台を売り上げ、前年同月比は4%増と6か月連続で増加。ナノは2011年11月、初の改良モデルを投入している。

しかし、『インディカ』シリーズは、前年同月比38%減の6692台と2か月連続の前年実績割れ。『インディゴ』シリーズも、8%減の5748台と、3か月連続で前年実績を下回る。『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズは、前年同月比12%増の4675台と、2か月ぶりのプラスとなった。

また、傘下のジャガー&ランドローバーの10月世界販売は、2万7897台。前年同月比は7%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。その内訳は、ランドローバーが2万4558台と引き続き好調。これは、レンジローバー『イヴォーク』の人気による部分が大きい。

一方、ジャガーの10月世界販売は3339台。2012年4‐10月累計では、2万4945台を売り上げている。

《森脇稔》

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