トヨタ自動車は、社会貢献活動の一環として、2013年3月30日から4月9日まで、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者やウィーン国立歌劇場の奏者など、30人で特別編成したオーケストラ「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」によるコンサートを、全国7都市で計7公演開催する。
コンサートは、ウィーン国立歌劇場の特別協力を得て2000年から実施しており、今回で11回目の開催となる。世界トップクラスの芸術鑑賞の機会を多くの人々に提供したいとの考えから、チケット料金についても低価格に設定している。
今回の公演は「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」の演奏による「ウィーン・プレミアム・コンサート」6公演(札幌、盛岡、仙台、東京、大阪、福岡)と名古屋フィルハーモニー交響楽団と共演する「ウィーン・グランド・コンサート」1公演(名古屋)。
ウィーン・プレミアム・コンサートでは、ベートーヴェンの「交響曲第7番」を指揮者なしで演奏する他、日本とウィーンのソリストが登場し、生誕200年を迎えるワーグナーやヴェルディの作品を取り上げる多彩なプログラムを、ウィーン・グランド・コンサートでは、尾高忠明氏の指揮でマーラーの「交響曲第5番」などを演奏する。
ソリスト(独奏・独唱)には、日本を代表するピアニスト・小山実稚恵氏、国際的に活躍するヴィオラ奏者の清水直子氏とピアニストの児玉桃氏、ウィーン国立歌劇場から招いたテノール歌手のディミトリオス・フレモトモス氏が出演する。
なお今回は、公演期間中に音楽の感動をより多くの人々に伝えることを目的に、青少年を対象とした「青少年のための特別プログラム」を実施する。具体的には「コンサートへの招待」、「公開リハーサルへの招待」、「小学校・児童福祉施設等への訪問コンサート」などを実施する。