シルクエアー、次世代ボーイング737型機と737MAXを合計54機を発注

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ボーイング、シルクエアーから次世代737型機と737MAXを54機を受注
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ボーイングは、シルクエアーから次世代737型機と737MAXを計54機受注したと発表した。受注総額はリストプライスで49億ドル。今回の受注で737MAXの累計受注数は969機となった。

シルクエアーはシンガポール航空の子会社で、チャンギ国際空港を拠点として12カ国42都市へ運航サービスを展開する地域航空会社。

今回ボーイングが受注した54機の内訳は、737-800型機が23機、737MAX8が31機で、シルクエアーの発注機数としては過去最多。シルクエアーは現在、運航機材をボーイング機に移行している。

次世代737型機と737MAXは、競合機と比べて航続距離が長く、航空会社が新たな路線を開設するのを支援する。

また、両機種は客室内にボーイング・スカイ・インテリアを採用しており、彫りの深い最新の側壁と窓枠、機内をより広く感じるLED照明、大型収納棚など、乗客に快適性を提供する。

737MAXは、次世代737型機に新型エンジンを搭載する派生型機。エンジンは、CFMインターナショナルの737型機用LEAP-1Bを搭載し、短通路機市場で最高の効率性、信頼性、客室内の快適性を提供するとしている。

また、現時点で最高の効率性を持つ既存機と燃料消費率の比較で13%、座席当たりの運航コストを競合他社が現在開発中の機体との比較で8%向上するとしている。

今回のシルクエアーからの受注により、737型機の2012年の受注数は1031機となった。短通路機が単年で受注機数が1000機を超えるのは初めて。

737型機は今年の10月、2007年に記録した過去最多、単年受注数だった846機を更新している。

《レスポンス編集部》

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