【新聞ウォッチ】広州モーターショー、日系各社「日本車の魅力」怯まずアピール

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東南汽車 V3 APRC(広州モーターショー11)
東南汽車 V3 APRC(広州モーターショー11) 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年11月20日付

●民主離党11人に拡大 第3極合流や新党(読売・1面)

●米、ミャンマー改革支援(読売・1面)

●市場、連日の安倍相場、大胆緩和発言で株高・円安、首相が「禁じ手」批判(朝日・1面)

●社説、大規模リコール、信頼は安全あってこそ(東京・5面)

●ディーゼル車「エコ」で復権、黒煙や騒音今や昔、技術革新燃費、操作性が向上(東京・7面)

●リクルートがネット通販 仮想商店街楽天など追撃(日経・1面)

●広州自動車ショー、トヨタ・日産大型出展「中国重視」示す、23日開幕(日経・13面)

●「ボルト仕様」のGT-Rいかが、日産、チャリティ-に(日経・13面)

●トヨタ100年の計:クルマと対話商品力磨く、コスト両立へ生産改革(日経・13面)

沖縄県・尖閣諸島を巡る反日デモ後、中国で苦戦を続ける日系の自動車メーカーだが、今週23日から中国で開幕する広州モーターショー(中国広州国際汽車展覧会)に予定通り出展し、消費者に日本車の魅力を訴えるなどして巻き返しを狙うという。

きょうの日経が報じているが、出展規模としてトヨタ自動車の展示面積は前回より1割強広い4500平方メートル。展示車両は高級セダンの「レクサス」などの新型車や発売未定のコンセプト車を含め前回より2台増やすという。日産も2550平方メートルと過去最大の展示面積を確保。多くの戦略車を投入し、日系メーカートップの地位を維持する。

ホンダや三菱自動車、マツダなども前回並みの出展規模を保ち、目玉の新車をアピールするそうだ。

今回の広州モータショーは12月2日まで開催期間を7日間から10日間に延長。乗用車・商用車・自動車部品・用品の3大エリアに分かれて開催される。出展車両も前回より多い950台。このうち世界初公開が34車種、アジア初公開が23車種に達する予定という。

《福田俊之》

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