オペルの新型コンパクト、アダムにレーサー…ドイツでモータースポーツ参戦へ

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オペル アダム カップ
オペル アダム カップ 全 6 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは11月21日、新型コンパクトカーの『アダム』によるモータースポーツ活動の内容を発表した。オペルにとっては、モータースポーツへの復帰となる。

画像:オペル アダム カップ

アダムは2012年9月、パリモーターショー12でデビュー。MINIのハッチバックやフィアット『500』と競合するコンパクトカーだ。ボディサイズは全長3700mm、全幅1720mm、ホイールベース2311mm。MINIのハッチバックと比較すると、アダムの全長は23mm短く、ホイールベースは156mmコンパクト。フィアット500との比較では、アダムの全長は154mm大きい。

欧州のデザインチームが手がけたアダムの3ドアハッチバックボディは、特徴的なルーフデザインが目を引く。インテリアは4シーターの設計。ボディカラーと同じ色をステアリングホイールやシフトレバー、サイドブレーキレバーにアクセントとして使うなど、若いユーザーを意識した演出が施される。

搭載エンジンは、当面、4気筒ガソリン3機種を用意。1.2リットルは最大出力70ps。1.4リットルは最大出力87psと100psを発生する。オプションでアイドンリングストップを設定。最も環境性能に優れるグレードは、欧州複合モード燃費24km/リットル、CO2排出量118kg/kmを実現した。

今回オペルは、アダムを使ったモータースポーツ活動の内容を公表。2013年からドイツで、「ADACオペルラリーカップ」を開催する。これは、若い参加者を対象にした入門ラリーで、FIA(国際自動車連盟)のR2レギュレーションに適合。「ADACラリーマスター」シリーズの一環として行われる。

オペルはアダムのレーシングカー、『アダム カップ』の画像を公開。市販車をベースに、最低限の改造が施されているのが見て取れる。

《森脇稔》

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