【マツダ アテンザ 新型発売】魅せる、乗るたびに思わず心が凛とする

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マツダ・アテンザ
マツダ・アテンザ 全 6 枚 拡大写真
新型マツダ『アテンザ』には、大きく3つのキーバリューがある。それは、“魅せる”、“昂ぶる”、“繋がる”である。

その“魅せる、乗るたびに思わず心が凛とする”について、商品本部新型アテンザ開発担当主査の梶山浩氏によると、「新型アテンザのエクステリアデザインは、2011年東京モーターショーで発表したマツダ『雄“TAKERI”』を量産化したものです。アスリートを感じさせる躍動感、存在感という“魂動デザイン”の真髄。そして、高い品格を限りなくコンセプトカーに近い状態で量産化しました」と述べる。

また、「魂動デザインの造形を引き立てる塗装にもこだわりました」という。「熟練の職人技を再現した匠塗(TAKUMINURI)がもたらす、鮮やかで深い陰影感のある赤い色。マツダの熱く燃える、情熱、熱意、志しの高さを象徴するこの色を我々は“ソウルレッド”と名付けました。“ソウルレッド”によって、光の強弱や、見る角度によって造形の表情を豊かに表現し、魂動デザインの芸術的な美しさを際立たせているのです」

インテリアでは、「走りを予感させる雰囲気と、包み込み感を両立する構成です。触った時の質感、そして何より正しく操作してもらうことを考えたレイアウトやオルガン式アクセルペダルなど、様々な点にこだわって開発してきました」と話す。「運転席に乗り込み、ドライビングポジションを調整すると、自然に正しい運転姿勢がとれる無理のないペダル配置など、これら細かいこだわりが正しく安全に運転できる基本を作り上げているのです」。そのうえで、「適度なラウンド感で包み込むデザインは安心感を与えています。そして、手に触れる感触まで吟味したステアリングホイールの素材は、上質感がありフラッグシップとして良いモノに触れているという充足感、運転したくなる高揚感を感じることが出来ると思っています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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