日産、踏み間違い衝突防止アシストを世界で初めて採用…エルグランドに

自動車 ニューモデル 新型車
「踏み間違い衝突防止アシスト(駐車枠検知機能付)」搭載の日産 エルグランド
「踏み間違い衝突防止アシスト(駐車枠検知機能付)」搭載の日産 エルグランド 全 4 枚 拡大写真

日産自動車は11月22日、『エルグランド』を一部仕様変更し12月13日より発売すると発表した。今回の一部仕様変更では、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故の軽減を目的とした「踏み間違い衝突防止アシスト(駐車枠検知機能付)」が世界で初めて採用される。

踏み間違い衝突防止アシストは、アラウンドビューモニターの4台のカメラと超音波ソナーを用いて、駐車操作などの低速走行時に運転者がブレーキと間違えてアクセルを踏み込んでしまった場合などに、誤操作を検知して壁などに衝突する事故のリスクを軽減する技術。

壁などの障害物の前に駐車する際や、駐車枠内に駐車する際に誤ってアクセルを踏み込んでしまった場合に、自動的に加速を抑制、さらに衝突寸前にはブレーキが作動して衝突を防止または軽減する。
また、渋滞や駐車操作といった低速走行時にブレーキが遅れてしまった場合にも、衝突直前にブレーキが作動する。

踏み間違い衝突防止アシストが搭載されるのは、当面はメーカー組付けである関係上、エルグランドの3.5リットルエンジン搭載モデルに限定されるが、同社電子技術開発本部の飯島徹也担当部長は「量販車への導入を速やかに行いたい」と述べるなど、搭載ラインナップの拡大に前向きな姿勢を見せた。

《瓜生洋明》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る