「学校に行かなきゃ」、中学校の教諭が当て逃げ

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20日午前7時20分ごろ、富山県富山市内の県道で、交差点を進行していた乗用車同士が出会い頭に衝突する事故が起きた。一方のクルマの運転者が軽傷を負ったが、もう一方は逃走。警察は後に23歳の中学校教諭の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

富山県警・富山西署によると、現場は富山市婦中町下条付近。交差点に信号機は設置されていない。双方の乗用車は減速しないまま交差点へ進入。そのまま出会い頭に衝突した。

双方のクルマは小破。県道側を通行していた同市内に在住する49歳の女性が打撲などの軽傷を負ったが、もう一方のクルマはそのまま現場から逃走。警察は軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始した。

現場で目撃されたナンバーの情報から、警察では同市内に在住し、中学校の教諭を務める23歳の男が容疑に関与したと判断。勤務先の中学校から男に任意同行を求め、事情を聞いたところ、事故と逃走の事実を認めたことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕している。

現場は逮捕された男の側に一時停止義務があった。調べに対して男は「事故を起こしたが、学校に行かなくてはならないと思って立ち去った」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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