JR貨物、青函トンネル新幹線共用走行機関車のプロトタイプ公開

鉄道 企業動向
JR貨物・青函トンネル新幹線共用走行機関車EH800
JR貨物・青函トンネル新幹線共用走行機関車EH800 全 1 枚 拡大写真

JR貨物は、東芝と共同開発した青函トンネル新幹線共用走行機関車のプロトタイプ車両「EH800」を公開した。

EH800は、2015年度末に予定される北海道新幹線開業後に、青函トンネルの共用走行区間の電気方式が、在来線区間の交流20kV(50Hz)と異なる交流25kV(50Hz)になることを受け、複電圧に対応する機関車として、2011年からJR貨物と東芝が共同開発を行ってきた。

同機関車は、新幹線架線電圧(25kV)と新幹線仕様保安装置(DS-ATC)に対応し、初めて在来線区間と新幹線区間の両方の走行を可能にしたほか、回生ブレーキを採用するなど環境負荷低減に配慮した。JR貨物では今後、青函トンネル区間を走行する専用車両として、今回公開したプロトタイプ車両のほかに量産車の導入を計画している。

《纐纈敏也@DAYS》

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