フォルクスワーゲンが11月26日、27日の2日間にわたり開催したエコドライブ世界選手権「Think Blue. World Championship 2012」。17か国、18チームの頂点に立ったのはドイツで、燃費は49.9mpg(21.2km/リットル)だった。日本代表の澤野浩康さんは12位という結果だった。
米国カリフォルニアで開催された本大会。サンフランシスコからロサンゼルスまでの700kmを2日間で走り、エコドライブの腕を競った。競技車両には米国で年内に発売予定の新型ハイブリッド車『ジェッタハイブリッド』が選ばれた。
今回のコースは高速道路が中心で速度域が高く、運転技術の差が出にくい混戦の中、ドイツチームが頭ひとつ突き抜けた。ドイツチームのドライバー、Zauftさんは「いつも通りの運転をしただけ。速度を60マイル/hにキープして走った」と自身のエコドライブのポイントを語った。
日本代表の澤野さんは惜しくも12位、燃費は46.4mpg(19.7km/リットル)だった。ジェッタハイブリッドの公称燃費19.1km/リットルを上回るも、世界の壁は大きかった。
発表された3位までの結果は以下の通り。
1位:ドイツ 49.9mpg(21.2km/リットル)
2位:オーストラリア 48.7mpg(20.7km/リットル)
3位:フランス 48.6mpg(20.6km/リットル)