全体相場は続伸。
米国市場の反発、円相場の弱含みを好感し、輸出関連株を中心に買いが先行。見送りムードが強い中、終日プラス圏で推移した。
平均株価は前日比92円53銭高の9400円88銭と続伸して終了。ただ、東証1部の売買代金は9991億円、今月14日以来10営業日ぶりに1兆円を割り込んだ。
自動車株は買い戻しが入り全面高。
富士重工が36円高の911円と3日ぶりに反発。この日発表した10月の生産・販売・輸出実績によると、世界生産が前年同月比13.9%増の7万1560台と初の月産7万台超え。「インプレッサ」などの販売好調を評価した買いが入ったもよう。
ホンダが54円高の2726円と反発。
トヨタ自動車が40円高の3515円、日産自動車が19円高の792円と反発。
スズキが29円高の1951円と続伸。