【ロサンゼルスモーターショー12】シボレー スパークEV「日産リーフをひとひねり」

自動車 ニューモデル モーターショー
シボレー スパークEV(ロサンゼルスモーターショー12)
シボレー スパークEV(ロサンゼルスモーターショー12) 全 12 枚 拡大写真

ゼネラルモータースは11月28日、ロサンゼルスモーターショー12で同社初となる純電気自動車、シボレー『スパークEV』を公開した。実車のお披露目は今回が初。スピーチでは「簡単に日産リーフを打ち負かすことができる」と過激な発言も飛び出した。

【画像全12枚】

スパークEVは同社のEV『ボルト』の技術を活用、市街地など短距離利用を目的とすることで発電用エンジンを廃し、バッテリーの電力でモーターを駆動する小型の純EV。GMはこのスパークEVのアピールポイントは「ファン・トゥ・ドライブ」だと説明する。

電動車両開発チーフのパメラ・フレッチャー氏はスピーチの中で「スパークEVは最大130馬力、400ポンドフィート(55.3kgm)の瞬間トルクを発生させる。これはポルシェ911やフェラーリ458よりもトルクフル。0-60マイル加速はなんと8秒!簡単に日産リーフを打ち負かすことができる。これがあなたが(スパークEVを)選ぶ理由になるでしょう」と、かねてよりGM製EVのライバルとされていた日産『リーフ』を牽制した。

さらに、所有コストはシボレーブランドのエントリーモデルであるガソリン車の『スパーク』とほぼ同じであり、これも購入の決め手となるだろうと説明する。販売価格は、優遇税制が適用され2万5000ドル(約205万円)から。

ステージでは、「ファン・トゥ・ドライブ」なスパークやスポーツバイク、若者をイメージさせるスケートや先進技術を象徴するロボット、さらにシボレーボルトを混ぜ合わせたらスパークEVができました、といったように「いいとこ取り」なクルマであることをアピールするデモンストレーションが披露された。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る