【ロサンゼルスモーターショー12】シボレー スパークEV「日産リーフをひとひねり」
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スパークEVは同社のEV『ボルト』の技術を活用、市街地など短距離利用を目的とすることで発電用エンジンを廃し、バッテリーの電力でモーターを駆動する小型の純EV。GMはこのスパークEVのアピールポイントは「ファン・トゥ・ドライブ」だと説明する。
電動車両開発チーフのパメラ・フレッチャー氏はスピーチの中で「スパークEVは最大130馬力、400ポンドフィート(55.3kgm)の瞬間トルクを発生させる。これはポルシェ911やフェラーリ458よりもトルクフル。0-60マイル加速はなんと8秒!簡単に日産リーフを打ち負かすことができる。これがあなたが(スパークEVを)選ぶ理由になるでしょう」と、かねてよりGM製EVのライバルとされていた日産『リーフ』を牽制した。
さらに、所有コストはシボレーブランドのエントリーモデルであるガソリン車の『スパーク』とほぼ同じであり、これも購入の決め手となるだろうと説明する。販売価格は、優遇税制が適用され2万5000ドル(約205万円)から。
ステージでは、「ファン・トゥ・ドライブ」なスパークやスポーツバイク、若者をイメージさせるスケートや先進技術を象徴するロボット、さらにシボレーボルトを混ぜ合わせたらスパークEVができました、といったように「いいとこ取り」なクルマであることをアピールするデモンストレーションが披露された。
《宮崎壮人》