【キャデラック SRX 改良新型】ニュルブルクリングで鍛えられたシャシー

自動車 ニューモデル 新型車
キャデラック・SRXクロスオーバー
キャデラック・SRXクロスオーバー 全 6 枚 拡大写真
ゼネラルモーターズ・ジャパンから発表された、新型キャデラック『SRXクロスオーバー』は、安全装備やデザインだけでなく、ドライビングダイナミクスにも手を抜いていない。

そう話すのは、ゼネラルモーターズ・ジャパン セールス&マーケティングディレクターのグレッグ・セデウィッツ氏。「このクルマは様々な天候や道路状態でも走ることが出来ます。ハルデックス(Haldex)社と共同開発した最新の四輪駆動システムと、電子制御LSDが搭載されています」。これにより、「前後では100%トルク配分することが出来、リアホイールは左右で85%と15%まで制御することが出来るのです」という。

また、発進時には従来の四輪駆動システムとは違い、前輪のスリップを検知する以前に、あらかじめ、後輪にトルクを配分することにより、トラクションを最適化。発進時の前輪のスリップを最短かつ最小限に抑えている。

セデウィッツ氏によると、シャシーなどのテストに関しては、ニュルブルクリンクでもテストしているといい、その走りに自信を見せた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  2. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  3. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る